シーリング材、あまり耳にすることも少ないとは思いますがキッチンのカウンター回り、浴槽周り等水回りに多く施工されているため、恐らく見たことがないという方はいないと思います。そんなシーリング材ですが実は屋根の至る所、例えば天窓(トップライト)にも使用されています。ガラスと枠、場合によっては枠と屋根材の間にも使用されていることもあります。

このシーリング材の大きな役割は防水です。吸水に弱いお住まいには欠かせないシーリング材ですが、もちろん何れは傷んでしまいますので定期的な補修が必要になってしまいます。特に天窓(トップライト)は太陽光に晒され続ける屋根に設置されていますので、シーリングも早めに劣化してしまう可能性があります。シーリングはコーキングと呼ばれることもありますが、役割も使用材料は同じですので特に気にする必要がありませんが、施工箇所や接着する素材との相性を考えて使用するシーリング材を選ぶ必要があります。

お住まいにとって雨水は大敵です。室内・屋外に関係なく雨水が想像もしていない場所に入り込まないよう定期的にチェックし、適切なメンテナンスを行っていきましょう。